大規模商業施設やネット通販、宅配サービスの普及などが商店街衰退の原因です。

商店街の衰退の原因

 

全国的に商店街の衰退している原因は以下の理由が考えられます。

 

  • 大規模商業施設にお客を奪われている
  • 冷蔵庫の性能向上による、まとめ買い需要の増加
  • ネット通販の普及
  • 宅配サービスの普及
  • 組合が時代の変化に順応する取り組みをしていない

 

 

食料品は安いお店でまとめ買いする人が増加

商店街でもっとも需要のあるのは食料品です。

 

商店街は市場から仕入れた新鮮な生鮮品を買える場所として古くから定着していましたが、最近は大手チェーンも農家直送など鮮度で商店街に負けていません。

 

新鮮で品質の良いものを薄利多売で売る大規模スーパーが増えていることに加えて、冷蔵庫の進化も商店街衰退に影響を与えています

 

最新モデルの冷蔵庫は、日立の真空チルドや三菱の氷点下ストッカーをはじめ、食料品のパッケージに記載されている賞味期限よりも保存期間を長くできる機能がついています。

 

大型冷蔵庫を備え付けたタイプがトレンドになっていて、毎日買い物をするのではなく、週に1~2回まとめ買いをする家庭が増えています。

 

商店街は地域密着型で家の近くで買い物できるメリットがあります。
まとめ買い需要によって、近くで買い物できる利便性のメリットが薄れてきています。

 

 

食料品以外は通販で買う時代

一部のネット通販では冷凍やレトルトの食料品も扱っていますが、全般的には中心に通販を利用する方が多いです。

 

Amazonや楽天は商店街よりも安い価格で多彩な商品ラインナップを用意しています。
商店街は専門店が密集していて何でも手に入る強みがあります。

 

ネット通販によって、食料品以外の買い物需要が低下して、金物屋をはじめ小物が店頭で売れにくくなってきています

 

店を畳む店舗が増えていってシャッターの閉まっているお店が増えると商店街全体の活気がなくなり魅力も薄れます。

 

活気のある商店街は潰れる老舗店舗の増える一方でオシャレなカフェや現物を見ないと魅力の分からないオシャレな雑貨屋などが入っています。

 

時代の変化に応じて店舗の入れ替わりがあるのは商店街が存続する上で必要なことです。

 

人口の多いエリアや観光客の利用しやすい立地の商店街は続々と新店の入る一方で、人口減少も進む郊外の商店街では、新しい店舗が入らないため商店街の出店数自体が減っている所が目立ちます。

 

 

利便性を求める人は宅配サービスを利用する

商店街は家の近くで何でも手に入る利便性が特徴です。

 

しかし、小さい子供のいる家庭や高齢者を中心に宅配サービスを利用する人が増えて、便利という理由で商店街を愛用する方は少なくなっています

 

コープなど宅配専門の業者もありますし、大手スーパーでは地域密着型の宅配サービスを行う所が増えています。

 

生鮮品を含めて大手は品質が安定しているので現物を見て買わなくても安心して利用できると評判です。

 

 

商店街は経営者がいない

各店舗にはオーナーがいて、加盟店のオーナーによる組合で商店街は運営されています。
商店街全体の売上や利益率を出せないのに対して大手スーパーは一つの店舗として経営しています。
集客が落ちれば新たな取り組みを行い、老朽化している所が出ればすぐに改築を行っています。

 

 

 

成功している商店街は若者へ代替わりして時代の変化に対して柔軟な対応を取っています。

 

昔ながらの商店街はガンコな店主も多く、組合が商店街全体を良くする議論をしていないですし、老舗店舗の利益を優先する運営をしています。

 

時代の変化に対応するための舵取りができなければ、どんどん時代にあったサービスにシェアを奪われるのは必然的なことです。