日本の商店街は、電子モールや電子商店街などの二次元の世界で活性化していくでしょう。

商店街のはじまりと歴史

日本の商店街の起源は1300年前までさかのぼると言われています。

 

最初は定期的に集まって市を開いていたのが習慣化して店が定住したという説や、江戸時代に街道沿いに栄えた宿場町やお寺を中心に広がった門前町、港や鉄道駅周辺など人の多い所に自然と出来た出店が集まって商店街に発展したという説があります。

商店街イメージ

 

起源をたどれば、楽市・楽座まで遡ることができるでしょう。

 

どの説にも共通して言える事は、人が集まる所、物が集まる場所に自然に店が発生し、そのうち店の数が段々増えて一定の大きさにまとまったという事でしょう。

 

20世紀前半になると日本では農業を廃業して都市に移動する人口が増え、屋台、行商といった零細自営業が増加しました。これらの人の貧困化の打開策として商店街という発想が生まれ、人為的に商店街は形成されて行きました。

 

太平洋戦争によって、日本は焼け野原になりましたが、戦後の復興とともに商店街も復興し、庶民の娯楽と買い物の場として重要な位置を占める様になりました。

 

しかし、経済の発展とともに大型店の出店や、海外企業の進出によって、一部の商店街を除き、特に地方はシャッターを下ろしたままのシャッター商店街が増え、深刻な状況に陥りました。その状況は現在でも続いています。

 

最近では行政が活性化に向けた施策を打ち出し、中心市街地活性化法も制定されて商店街の活性化をバックアップしています。

 

新しい商店街の試みとして、空き店舗をギャラリーとして若いアーティストの作品発表の場として提供したり、高齢者買い物代行サービス、キャラクターの採用、地域通貨の発行といった商店街の独自性を強調、また、介護施設などに赴く「出張商店街」といったユニークな試みも行われています。

 

今後はネットを使った電子モールや電子商店街で売り上げを増やし、小さな個人ショップでも生き残れる商業スタイルを取り入れる事で、日本の商店街はいわば二次元の世界で活性化して行くでしょう。