今後は時代の変化に対応をしていく商店街を目指すことが必要です。

商店街の問題点と課題

 

抱えている問題点や課題は商店街によって異なります。大手のサービスが優れているだけではなく、商店街そのものが問題を抱えて衰退しているケースもあります。

 

よくある事例をまとめました。

 

 

路上駐輪の取り締まり

商店街の多くは無料駐車場の用意がありません。

 

電動アシスト自転車の進化もあって、地元の方の自転車利用が多いのですが、住宅街や都心部では自転車の路上駐輪を取り締まりする地域が増えています

 

自転車を停める場所がなくて車で行くこともできなければ、無料の駐輪場・駐車場を完備した大手を利用する人が増えるのは当たり前のことです。

 

自治体は機械式で3時間まで無料などの駐輪場を用意する取り組みをするところもありますが、停められる場所が限られたり、店舗間移動のある商店街では時間制限があると落ち着いて買い物できないなど課題も多く、完璧な解決には繋がっていません

 

 

若者の商店街離れ

商店街は高齢者から根強い人気のある一方で若者および若いファミリーの利用者が減っています

 

将来的なことを考えても、商店街離れの進む10代~30代をどうやって取り込んでいけるかが今後の課題です。

 

価格や品揃えだけではなく、商店街は以下の理由で利用しにくい意見もあります。

 

  • 古びたローカルな雰囲気がある
  • 店員から声をかけられるのが苦手
  • 魚を食べたい気持ちはあるけど、包装されずに店頭に魚を並べている商店街の魚屋の匂いが嫌い
  • 冷凍食品、レトルト、惣菜など肉、魚、野菜を単体で買わない人が増加
  • 現金払いは面倒(カード、電子マネー決済ができない)
  • 古びた棚やカゴに陳列されていると不潔で美味しそうに見えない

 

商店街を再び活性化させるには、昔ながらの雰囲気がある店舗は改装して、カードや電子マネー決済に対応するなど、できることから取り組んでいく必要があります

 

しかし、すでに経営難になっていたり、大手スーパーとの競合で利幅が少なくて困っている店舗も多く、設備投資や改装、コストのかかるサービスに消極的な経営者が多いです。

 

どんどんサービスの進化する大手に対して商店街は真っ向勝負では太刀打ちできない面もあります。

 

地域密着性のサービスなど、商店街ならではの魅力を出しつつ、若者でも利用しやすいように改革を進めていく必要があります

 

 

生鮮品はスーパーにかなわない?

生鮮品のイメージ画像

大手スーパーは市場を通さずに新鮮で良いものを大量仕入れするケースもあり、価格・品質・品揃えともに非常に強いです。

 

一部では、独自のネットワークでスーパーに勝てる価格で勝負している八百屋、肉屋、魚屋もいますが、現時点でスーパーより安い価格設定をできていない小規模店舗は、大手に勝てるだけのサービスをすることは困難です。

 

生鮮品全般で商店街が衰退しているのは全国で共通していることです。

 

近年では、オシャレなカフェなど飲食店、雑貨屋など観光客をターゲットにして盛り上がっている商店街が目立ちます

 

国としても、外国人観光客を増やす取り組みをしていますし、商店街は地元の人の身近な買い物場所からの変化を求められています。